英語は、世界語・地球語と言えるほど全世界でしゃべられていて、これからももっと広まることが予想されています。
21 世紀の終わりには、現在は 6000 語ほどある言語のうち、ほとんどの言語が消えてしまい、数百の言語のみ残ることになると予測されているそうです。
その上、機械翻訳・通訳も年々向上しています。
そのような中で、TED Talks のスピーカーの John McWhorter さんが考える、「新しい言語を学ぶべき 4 つの理由」は以下です:
- その言語を話す人たちの文化を理解し、その文化に参加できること。
- バイリンガルであることは健康的であること。認知症の発症を遅らせることができるし、マルチタスカー(複数の作業を同時遂行できる人)になれる。
- 単純に、言語(新しい文法や発音)を学ぶことは楽しいこと。
- 新しい言語を学ぶのが簡単な時代になったこと。
「3」の理由の「言語を学ぶことは楽しい」というのは今まで挙げたことはなかったですが、もちろん納得です。
私自身は英語の文法が面白いなーと思ったこともないし、発音も最近はもう気にしなくなってしまいましたが、英語のスラングが好き、とか、英語のことわざが好き、という人を知っています。
日本語を学んでいる英語のネイティブスピーカーなんかは、漢字が大好きな漢字オタクの人が多いです。
もともと日本語文化が大好きな人が多いですし、そういう人にとっては、「3」の理由は「1」に繋がりますよね。
ところで、TED Talks は、英語を学習している人には最適な教材だと思います。
動画右下の「Transcript」ボタンを押すと、音声を記事として見ることができる上に、現在の音声(スピーカーが喋っている文章)をハイライトしてくれます。
TED Talks は、サイエンス、アート、エンターテインメント、教育など各分野に詳しい人のプレゼンテーションを配信していて、視聴は全て無料です。
興味があったら、ぜひ見てくださいね!