2016年12月2日金曜日

ディズニー最新作・Moana (モアナと伝説の海) のアメリカでの批評

ディズニーの最新作・Moana (モアナと伝説の海)を、子供と一緒に映画館で見てきました。

11 月 23 日にリリースされ、人気だと聞いていたので平日に行ったら、とても空いていて、かつ、面白いシーンでは周囲から笑い声が聞こえるくらいは人が入っていて、良かったです。
アメリカの映画館の笑い声、大好き。





信用度の高い、映画評論サイトの Rotten Tomatos で 98 % の高評価なので、楽しみにしていました。
娯楽映画としてはとてもよくできて、心温まるいい映画でした。
女の子が主人公なのに、いつものディズニー・プリンセスっぽくないのも良かったです。

注:ここから下、ネタバレです。





昔からディズニー映画と言えば、ディズニー・プリンセスといい、登場人物は白人が多いですよね。
なので、社会的なプレッシャーもあり、ディズニーは非白人社会を題材にした映画を今までも幾つかリリースしてきました。

今回も、その一環なのかなぁと思いますが、いつも通り、「製作側は正しく文化を理解していない」とか「差別的だ」というお叱りが一部の一般人や専門家から出ています。
(全体的にはポジティブな批評です)

まず、美しくチャーミングなモアナに比べて、マウイの容姿がひどすぎる、という批評。

太平洋の島国の人(Pacific Islanders・Polynasians)は太り気味だというイメージが白人社会にあり、ステレオタイプも甚だしい、というところでしょう。
確かに、マウイの大きな体は、映画のマウイのキャラには合ってますが、顔とか体のつくりとか、デブというよりはマッチョだけど、デフォルメが凄すぎて、あまりにもひどいですね。

そして、そのマウイのキャラなんですが、まぁ、ちょっとおバカさんですよね。
これもまた、批判の的です。
図体がでかくて、おバカさん。

そして、批判は、ココナッツにまで飛び火します。

島の人たちが、皆ハッピーに歌いながらココナッツを集めたりするシーンが出てきます。
ココナッツは確かに太平洋の島国にたくさんありますが、あまりに過剰にココナッツばかり出てくるのは、ちょっとした問題のようです。
確かに、あまりにココナッツばかり出てくるので、島にはココナッツしかないんかい!というツッコミもあると思います。

その上、途中、モアナとマウイに立ちはだかる海賊の一味が、全員ココナッツ(本当に、人種(?)がココナッツ)なんです。
うん、確かにこれには私もびっくりした。

日本を舞台にした物語だったら、寿司族が出てくるかな?
インドだっったらナン族?
中国だったらパンダ? それなら一応動物だし、可愛いかな。

ただ、もちろん、自分たちの文化や歴史を題材に使ってもらえたのは、太平洋の島々出身の人には嬉しい思いもあるようなので、きっと、「あともう一歩!」という感じなのでしょう。

ディズニーはきちんとリサーチして現地の人と相談して製作したと思いますし、モアナの声優さんも、ハワイ出身の女優さん(Auli’i Cravalho)を起用するなど努力していますが、白人社会が非白人社会を題材に扱う場合、みんなをハッピーにすることは難しいでしょうね。

さて、私自身は、とても楽しめたし、ディズニー側に悪意はないと思うし、あまり気になりませんでした(当事者でないですし・・・すみません)。

モアナとおばあちゃんの絡みでは何度も涙してしまったし、アニメーションのクオリティも素晴らしかった。

特に、海。 まるで本物みたいだけど本物よりも綺麗。

皆さんも、モアナ、ぜひ見てくださいね。


参照:"How the Story of "Moana" and Maui Holds Up Against Cultural Truths."






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